ワイナリー便り No.11 (サン・ホセ・デ・アパルタ)
チリの季節は今は春です。
例年よりも気温が高く少しおかしな天気が続いた春です。
この影響で今年の収穫は1週間ほど早まると予測されます。
実際、グループ会社が栽培しているさくらんぼはすでに収穫が始まっています。
いくつかの品種ではすでに花がついていたり、すでに2,3ミリ程度の実ををつけ出しています。
ぶどうの木の手入れとしては1本あたり収穫量を調整するための芽の剪定を行なっています。
また、風通しがよくなり、日光がよく当たるようになる効果があります。
ある程度の高さまで育ったら剪定を行い成長を止めることによりぶどうの成長を促します
区画ごとのぶどうの収穫量を予想するにはあと20日程待つ必要があります。
その後不要なぶどうの房を切り取り、醸造するワインの品質ごとに収穫量を調節します。
ウィロー氏はラペルバレーのいくつかの畑を管理していて、
ワイナリーで45年以上働いていて、1990年に最初にラペルバレーで栽培を始めた時にいたメンバーの1人です。
彼は新たな畑ができる瞬間に多く立ち会ってきました。
彼の知識と経験はワイナリーの畑仕事に大きく役立っています。