IMPERIO　2011
インペリオ　2011

ナバーロ・ロペスは、スペイン中部の南にあるカスティージャ・ラ・マンチャ州の著名なワイン生産地のバルデペーニャスに位置します。
その起源は、１９０４年までさかのぼり、現在のオーナーであるDoroteo Navarro Donadoによってワイナリーの規模は拡大され、現在ではリオハ、リベラ・デル・ルエロ、ルエダの３地域にもワイナリーを所有しています。
家族経営の精神を忘れずに高品質のワインを造り続け、世界６０カ国以上に輸出しているスペインを代表するワイナリーのひとつです。

１９０ヘクタールの自社所有の畑の他に、２０の契約農家と契約して７００ヘクタールの畑を管理しています。
栽培している赤ぶどう品種は、テンプラニージョ、シラー、グラシアーノ、メルローで、白ワイン品種はマカベオ、アイレン、ベルデホです。
ＩＦＳ，ＢＲＣ等の食品安全規格の認証をうけたワイナリーは、７００万リットルの貯蔵タンク、熟成ワイン用の６０００個のオーク樽を収納する熟成蔵を備え、１４００万本のボトルを生産しています。

温度差の激しい気候とぶどう栽培に適した土壌のおかげで、DOバルデペーニャスでは高品質のワインが多くつくられています。
土壌は石灰分が多く、通気性が良い粘土質の赤黄色。有機物が少なく、痩せているためワイン造りに最適です。
年間の降水量は２００～４００リットルと少なく、年間の日照時間は２５００時間と一年のうち３００日は雨が降りません。
年間の気温差は４０度からマイナス１０度まであり、平均気温は１６度です。
これらの気候条件はぶどうをより良く成熟させ、色が濃く、しっかりとしたボディと香りのあるワインを生み出します。